2008 信州上田大花火大会
2008.8.5開催分 ※長野県上田市


 天気予報は「曇」となっていたのだが、ゼッタイやばいと踏んでいた。でも向かっちゃう。だって、見たいもん。
 信州上田大花火大会は昨年が初観覧だったのだが、いっぺんでハマってしまった。確かに大きな玉は揚がらないけれど、一流煙火店が繰り広げる花火は確かで美しく、そして何より花火の打上密度が異様に濃い大会として強く惹かれてしまったのだ。
 花火の開発音は、号数が大きいと低音が強調され号数が小さいと高音になる。5号玉はちょうど中音〜中高音域で、楽器のドラムに喩えるならスネアといったところ。ここ上田は最大7号玉(7号はやや離れた場所から ※注:現在は最大5号)だが、メイン会場は4号〜5号玉が中心。前述した通り打上の密度が濃いので、中音域の快音を浴びながらの観覧は一種独特のトランス状態的な魅力がある。また、この大会を担当する煙火店さんの開発音は明らかに他と違う。乾いていて濁らない、素晴らしく突き抜ける美音なのだ。

 日中、不思議と会場周辺一帯はもってくれたのだ。遠く山々を見渡すと、かなり降ってそうな黒い雲&カミナリの閃光。でも、何とかもってくれていたのだ。
 開会式が始まって、祝辞の中で、「なんとか天気も大丈夫そうです」と述べられた直後だった。あまりにも突然、激しく大粒の雨が落ちてきてしまった。あたふたとビニール袋をビデオカメラにかぶす。カメラ保護やケータイ保護が精一杯で、服とカラダはどんどん濡れていった。花火はそのまま始まった。
 とても不安定な天気で、弱い雨強い雨を繰り返す。結局、雨脚が弱まったときに回した以下の4動画が録った花火のすべて。


夏の千本桜(紅屋青木煙火店)


花火浪漫(篠原煙火店)


花火花火




 久し振りのずぶ濡れ。クルマに荷物を置いて諏訪の愛好家さんと暫し話した後、ジャスコに行って上下の服とスニーカーその他を購入した。事情を察してくれた店員さんが「更衣室で着替えていきますか」と言ってくれたので、ご厚意に甘えさせて頂いた。(お陰で風邪をひかずに助かりました)
 一難去ってまた一難。帰り道の小諸市手前付近で、「ゲリラ豪雨」なるものと僕は初遭遇した。滅茶苦茶な大粒の雨で、まるで洗車機の中に居るようなのだ。ホントよ、洗車機の中という喩えは大袈裟ではないのよ。走行を余儀なく阻止され、付近にあった何かの駐車場で暫し弱まるのを待ったくらいですから。
 信州上田大花火大会はとてもいいスターマインが観れる大会。来年もゼッタイ行っちゃいます。※メイン会場からは花火がメチャ近いので、撮影される方は気をつけてくださいね。


フィナーレ[黄金の煌めき](青木煙火店&武舎煙火)




 ※2008.12.1観覧記公開。※2016.3.24 動画再アップ