2008 阿字ケ浦海岸花火大会
[初観覧]
2008.7.28開催分 ※茨城県ひたちなか市


 豊田からの帰路、フリスク、ブラックコーヒー、ガム、フルボリュームのカーステなどなど、あらゆる手段を用いて睡魔と戦った。御殿場を通過した辺りからは、もう入浴と睡眠のことしか頭になかった。家に帰ったら、3回シャンプーして、2回カラダを洗って、4回洗顔するんだもん!! そしてそして、布団の上に転がりドロのように眠るのだ、と……。帰宅は深夜3時頃だった。クルマに積んでいた荷物もそこそこに、玄関を閉めるなり浴室へ直行して、髪もろくに乾かさないまま布団に倒れ込んだのだった。

 翌日、疲れきっていた割にはパチリと眼が覚めた。阿字ケ浦観覧は目覚めてからの体力次第と思っていたが、これならなんとか向かえそう。念願の初観覧を叶えるべく、同じ市内に住む花火ファンさんを強引に誘って午後1時くらいに出発した。
 阿字ケ浦は以前から気になっていた大会だった。野村花火工業さんの担当大会と言えば、水戸黄門まつり花火大会/大洗海上花火大会/ひたちなか祭り花火大会/東海まつり花火大会/河原子海岸花火大会/阿字ヶ浦海岸花火大会/那珂湊海上花火大会/年忘れ那珂川花火大会等々と多数だが、大晦日の那珂川以外は現在まで観れずじまいが続いていた。

 到着は午後5時前。駐車場(無料でした)は豊富に用意されていた。打ち揚げ場所を確認すべく、早速砂浜へ。固定概念からか台船を探してしまったが、打ち揚げは磯崎漁港の埠頭からだった。客足は相当ゆっくりみたいで、まだまだまばら。
 大会本部に行き、プログラムを入手する。とてもシンプルなプログラムで、スポンサー名などは記載されていない。だが、その手作り感溢れるプログラムを見た途端、この大会が半端な花火大会ではないことを思い知るのだった。
 プログラムNo.1、花火の種類と記してあるところには「尺玉」、花火の名称と記してある欄には、「昇曲導付四重芯変化菊」。
 眼がプログラムに釘付けとなっていく。三重芯変化菊、錦冠菊、夜空の百花園、錦冠銀乱小菊浮模様、超強烈!尺玉10段打ち、紅八方芯引先エメラルド光露等々……。野村花火さんならではの玉名がズラリと並び、堂々全59プログラムの否が応でも期待してしまう内容だった。

 開始定刻、プログラムNo.1の四重芯が揚がった。思わず口が開いてしまった。ヘンな言い方だが、競技会で観る完成度そのままだった。
 進行はこの上なく素朴でオーソドックス。5号に関しては10発程の早打ち、8号及び10号に関しては単発打ち、その合間をスターマインで固めていくといった進行だった。後半はスターマインも増量されていき、フィナーレを飾った「阿字ケ浦を彩る火の芸術」とタイトルのついたスターマインは、そのタイトルに相応しい美しい玉と充分な物量を誇る逸品花火でした。

 会場の近くには「のぞみ」という日帰り温泉施設(食事のみしたのですが、とってもキレイでした)の他、広大で立派な「国営ひたち海浜公園」もある。次回観覧時は早めに現着し、それら施設を楽しみながら野村花火工業さんの花火をゆったりと鑑賞したい。混雑度はとてもゆるやかでした。
 添付映像はダイジェスト版。6分21秒とだいぶ長い映像となってしまいましたが、時間のあるときに少し室内を暗くしてゆったりと観てくださると嬉しいです。


2008阿字ケ浦ダイジェスト




 ※2008.11.3観覧記公開。※2016.3.24 動画再アップ+加筆修正