2008 ぎおん柏崎まつり海の大花火大会
2008.7.26開催分 ※新潟県柏崎市

 日本平の翌日(24日)は足立の花火を観覧しました。煙火業者さんが昨年度とは違うので新たな演出を期待したのですが、単調な進行と言わざるを得ない内容で花火は昨年の方がよかったです。とても2007年度のトラブルが悔やまれてしまいます。
 25日は夏季熱海の初日を観覧。天候にも恵まれ、あちこちで大きな歓声があがりました。
 熱海から一旦自宅に戻り、柏崎→豊田観覧への準備をしました。慌てすぎて細かな忘れ物はしちゃいましたが、午前3時には関越を走り始めることに……。何度か休憩しながら柏崎を目指す。小千谷で関越を降りると、2年振りに走る懐かしい一般道が現れた。1年と10日前、ここの地は大震災に見舞われた。9人の死亡者と900人前後の重軽傷者、約12,000人もの避難者を出す大惨事。10日後に控えていた2007年度柏崎花火は即刻中止となった。
 会場到着は午前7時。驚きの光景。そこには既に長蛇の列ができていた。さらにさらに、砂浜エリアへと進入する入場口が2006年度は1〜2箇所だったのに、今年は4〜5箇所へと増えていた。そのどの列もが午前7時の時点で長蛇だなんて……。
 顔見知りの愛好家さんが、あちらこちらの列に並ばれている。遅いじゃない、なんて言われちゃったりなんかして暫し呆然。とにかく僕も並び始める。先頭は遥か先だった。



 上下の写真の撮影時刻は午前9時。はっきり言って、既に砂浜エリアは「場所取り済み」の状態。何ともまあ凄まじい場所取り合戦だった。みんな走る走る。僕も砂に足をもつれさせながら懸命に走ったが、とても最前列は確保できなかった。で、もうほとんどのシートの上には人がいない。場所取りという大仕事が無事終わり、皆さん一旦ご帰宅ないしは休憩へと散って行かれたのだ。
 この光景は、一昨年まで柏崎を観覧していた方々にとっては驚きだったのではないだろうか。それは、午後3時に会場内に行ったとしても、ある程度の空きスペースがあちらこちらに残っていたからだ。



 まあ、いつまでも驚いていたって始まらない。今夜の脱出に備えて、クルマを然るべき場所になんとかすべく動きだした。脱出……そう、今夜柏崎が終了次第、僕は豊田を目指して走る計画なのだ。今回ばかりはいつものように、余韻に浸っている訳にはいかないのよ。
 朝、開放待ちで並んでいるときに、僕のホームページを見てくれているといって声を掛けてくださった方が居た。その方が、とても懇切丁寧に抜け道(なんと柏崎出身とのこと)を教えてくださった。また嬉しいことに、超オススメの店も教わった。ちょっと余談だが、この方(Mさん)とはその後各地の大会で遭うようになり、現在ではとても仲良くしていただいている。
 脱出に最適な停める場所も確認し、早速教わったお勧めの店へと向かった。柏崎の会場からクルマで15分ぐらいの距離だった。



 そのお店の名は「とみ家」さん。一番人気だという「海老フライ定食」と思いっきり迷ったが、せっかくの柏崎なので、一度で両方が味わえる「海老フライ&ちらしセット(上の写真)」を注文した。お値段(1,400円※この当時)以上の超々美味で、ぜひまた行きたい。……但しここのお店、無茶苦茶に混む。僕はたまたまそんなには待たされなかったが、席につくなりあれよあれよという間に並ぶ列が長くなっていった。訊いてみたところ、1時間待ちも珍しくないとのこと。行かれる方はご注意を。

 会場までへの戻り道、震災の痛々しさが残る建物や真新しい家屋が眼についた。平成16年の長岡に続き、今回の柏崎。巨大地震を引き起こすといわれている大きな活断層は、日本中至る所に伸びているとはテレビを視て知っている。震災は必ずやってくるらしい。日頃からそのような事態に備えることを心掛けたいと思う。



 で、長々と前フリを綴ってきたが、肝心の花火はあまりにも風力が弱く、また、風向きも終始向かい気味。待ちに待ったせっかくの復興特別花火は、常にその姿を煙に邪魔され続けてしまった。
 鳴り物入りだったラストは、その驚くべき物量の花火が発した煙に完全に隠れてしまい、あまりにも残念な夜空となってしまった。風さえ吹いてくれれば、と今もなお悔やみきれない。熱い想いのこもった復興花火を観てみたかった。きっと眩くて、素晴らしい光景だったに違いない。
 添付映像は尺玉300連発の一部。かろうじてその勇姿を視認できた場面を編集してみました。


尺玉300連発の一部映像
動画準備中



 ※2008.10.23観覧記公開。※2016.3.11 加筆修正