2008 風まつり[初観覧]
2008.4.12開催分 ※愛知県小坂井町


 初観覧となった「風まつり」。今回は花火愛好家さんに何から何までお世話になりました。と言うのも、現地に来て色々と祭典全体の状況を訊かなければ、全く風まつりを満喫できなかったと思ったからです。理解が遅い僕に、丁寧に教えてくださった愛好家の皆さん、本当にありがとうございました。
 ※上の写真は奉納される乱玉と大筒。

 観覧記を制作するにあたり、とても文章では説明しにくいので現場図を作ってみました。愛好家の皆さんから得た情報は、以下のような「選択」に悩まされるものだったのです。
(1) 昼の手筒花火奉納は午後1時からA地点の菟足神社境内。[観覧OK]
(2) 昼花火打ち揚げは午後3時からC地点の国道151号線沿い。[観覧OK]
(3) 夜7時から始まる割物花火(C地点)と、建物花火(B地点)は揚がる場所が違うため、真正面での同時観覧は不可能。※建物花火の場所から割物は見えるけど、とても遠いし全体は見えないとのこと。[どちらを観覧するかを選択しなければならない]
(4) 夜7時45分から開始される手筒花火(A地点)は、割物や建物花火を観た後に境内へ行っても、混雑のためいい場所(三脚が立てられる場所)が取れない。



 つまり、昼に関しては問題ないものの、夜に関しては何処を観覧するかを選ばなくてはならないということなのです。
 割物か手筒か建物か……。三河煙火の真髄、日本一と称される手筒花火はぜひ鑑賞したい。でも、紅屋青木煙火店さんの2尺玉はゼッタイに鑑賞したい。建物花火(仕掛け花火)だって、こんな凝った枠(下の写真参照)を見ちゃったらもちろん鑑賞したい。風まつりは何回か来て、初めてそのすべてを観覧できると云うことなのですね。昼花火を鑑賞しながら、今宵はどうしようかゆっくりと考えてみることにしました。

 
 上の写真はA地点の菟足神社境内。風まつりはその名の如く、風に対する民間信仰が由来となっている祭典だそうです。菟足神社が、風に強い神様と云うことで信仰を集め、風の神様のお祭りとして始まり、いつしか風まつりという名になったと公式HPに書いてありました。さあいよいよ昼の手筒奉納です。こんなに間近に鑑賞できるのは初めてです。


↓昼の手筒花火







 昼の打ち揚げ花火を観ながら、ちらちらと2尺の筒を見てしまうのでした。いろいろと悩んだ末、2尺が終わり次第、速攻で手筒に向かうことにしました。いい場所は取れないだろうけど、人垣の隙間からなら何とか手筒は鑑賞できる筈。やっぱり2尺は間近で観たいもの。
 日中はゆっくり過ごすことが出来ました。ETC深夜割引が暫定とはいえ4割引になっているので、深夜にゲートをくぐり足柄サービスエリアで車内泊しました。翌朝快適に走って、現場到着は午前11時付近。天候は穏やかで、日中はうっすらと汗ばむほどの気温となりました。肝心な風向きも問題ないみたい。さすが風の神様です。
 昼花火終了後、一旦クルマに戻ってとにかく動きやすい体制を整えます。速攻移動、やる気満々なのです。


↓尺玉10発及び2尺玉3発




 割物観覧場所から境内までの移動時間は7分くらい。急いで向かってみると、混雑はしているもののなんとかなりそうな感じ。そこに神奈川県の愛好家さんであるSさんを目ざとく発見。猫撫で系でお声を掛けさせていただくと、なんとどうぞと言ってくださるではないか。ら、ラッキー!!
 お陰様で手筒花火を2時間に亘って、それも至近距離でたっぷりと鑑賞することが出来ました。各地区の後継者(若衆)による手筒花火奉納は、フレッシュで精悍でカッコ良かった。また、成人男子として一人前と認められるこの奉納儀式は、境内いっぱいにほのぼのとした雰囲気が充満していて、此処の地域の文化に触れることができました。


↓若衆による手筒奉納



↓若衆による手筒奉納(アップ編)




 最終プログラムである、大筒奉納が終了したのは午後10時。いつになく長丁場となった観覧でしたが、手筒・大筒を満喫した充実感で披露も何だか心地良いのです。冒頭にも書かせて頂きましたが、愛好家さんが色々と教えてくれなければこれほど風まつりを満喫できませんでした。重ねて御礼申し上げます。※長野のYさん、素敵なお気持ちをありがとうございました。


↓2008風まつり大筒奉納




 ※2008.4.15観覧記公開 ※2016.1.29 動画再アップ+加筆修正