2007 神明の花火
2007.8.7開催分 ※山梨県市川三郷町


 順調な人生を歩み続けられる人は極めて稀なことで、皆何かしらの苦難に遭いながら生きているのだと思う。苦難に真っ向から立ち向かい、乗り越えようとする人もいるだろうが、苦難と共存することを覚悟し、ストレスを蓄積しながらも一生懸命に生活している人も多いだろう。僕もいろんなものを抱え込みながら、なんとかかんとか人生を送っている者のひとりだ。

 あの日、神明の花火に出逢っていなければ、僕はいまどんな人生を歩んでいただろうか。あの頃僕は闘病生活をしていて思いっきりへこんでいた。投薬の副作用にまいっちゃってたし、毎月の検査結果にびくつく日々を過ごしていた。医師から再発率の説明をされ、とりあえず結婚はしない方がいいだろうというアドバイスがリアルなことだと知って、とことん落ち込んでいた。

 とても感動したことをよく覚えている。どんなときでも病人だということは忘れられなかったのに、あの花火を観ていた間はそれを完全に忘れることができていた。いやそれどころか、何かうっすらと温かい光りが射し込まれたみたいな気にさえなった。不思議だった。心の中にすっと入り込んできて、まさに慰められたのだ。
 そう、“あの花火”とは神明のテーマ花火のことなのだ。
 見終わって、来年も観たいなあと思った。そして翌年来れた時の嬉しさは、うまく言葉に置き換えられない。それからずっと、僕はこのテーマ花火に勇気を与え続けてもらっている。

 今年は「ふるさとからの絵手紙」というテーマタイトルとなった。市川三郷町から外に出て行った人たちへ、「故郷を思い出して欲しい」「いつでも帰ってきて欲しい」「市川三郷町は誇れる故郷なんだよ……」、そんな表現のテーマ花火となりました。



ふるさとからの絵手紙 1部
2007神明のテーマ花火



ふるさとからの絵手紙 2部〜3部+2尺玉
2007神明のテーマ花火



2尺玉



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競技スターマイン マルゴー



グランドフィナーレ




 ※2007.11.10観覧記公開 ※2016.1.23 動画再アップ+加筆修正