2007 全国花火競技大会(大曲の花火)
2007.8.25開催分 ※秋田県大仙市


 大曲の前夜22時、僕は埼玉県岩槻市内のファミレスにいました。電車で向かってる神奈川県秦野市の花火愛好家さんとここで待ち合わせて、僕のクルマで一緒に大曲へと向かう約束をしているのです。で、何で岩槻市内で待ち合わせたのかというと、僕は「さいたま市花火大会 岩槻エリア(他に開催日を変えて大宮エリア・浦和エリアがあったらしい)」を初観覧していたんです。

 無事待ち合わせに成功し、いざ大曲へと走り出しました。世間話をしながら長距離の東北道&秋田道を順調に走り抜け、会場付近に到着したのは朝5時過ぎ(朝靄が広がる幻想的な夜明けを体験)でした。

 大曲の朝はすごく早いです。上の写真の撮影時刻は午前6時50分。朝7時に桟敷以外のスペースが開放となるので、一般自由エリア狙いの人々が夜も明けぬ前(地元の人はもとより、前日入りしてる花火ファン多数)から列をなしているのです。

 さあ、いよいよ大曲場所取りマラソンの始まりです。7時きっかりに小分け入場が開始され、走ってはいけないと言われているのですが皆やっばり“走る”。もちろん僕も走る訳ですが、400メートルほどしたら脱落。まだ1,000メートルはありそうな希望地に向かいハアハア歩く。なんとか無事確保した途端、仰向けになって暫しダウン。太陽が黄色くてまぶちい。やっぱ歳だナ、年々こんなハードなスケジュール&ロングドライブがきつくなっています。

 暫しの仮眠後、秋田名物ババヘラアイスを今年も快調におかわりしていきました。駐車場から会場に向かう途中、花火庵に向かう途中、花火庵から戻ってくる途中、食後のデザートと、暑さも相まって次々にペロペロしまくった。ババヘラ万歳!! こんなにアイスばかり食べれるんだから、やっぱり歳じゃないのかも。 

 まだまだ暑い陽が頑張ってる午後5時、風向きと風力が弱いのが気になる中、いよいよ昼花火競技が開始された。アナウンスコールはおなじみの、あの名声男性ボイス。今年も変わらずのご健在で、ぐっとくるものを感じてしまう。さあ、2007大曲の開幕。今年もこの場に参加させていただける幸せに感謝です。


昼花火競技競技風景の一部






2007オープニング



 全国花火競技大会(大曲の花火)は、規模・質ともに日本一の花火コンクール大会。特に割物競技は素晴らしく、究極の美と技にただただ酔いしれるばかりです。
 つくづく思うのは、添付映像では何一つとしてその素晴らしさを伝えられないということ……。ぜひ実際に現地にいらっしゃって、ご自身の眼で観て、カラダすべてで感じ得ていただきたいです。

 今年のエントリーは全26社。初エントリーの煙火店さんも2社入られ、双方とも素晴らしい作品を披露してくださった。悔やまれてならないのは、この日風力が弱く度々煙の影響を受けてしまったこと。福島県の菅野煙火店さんを始め、素晴らしい競技作品が多数揚がっただけにとても残念だった。

 磯谷煙火店さんの“光の宝石”はやはり圧倒的なパワーです。


↓エントリーNo.4 磯谷煙火店さまの作品
※昇曲付三重芯変化菊/光の宝石/水面に浮かぶ睡蓮の花


↓エントリーNo.14 野村花火工業さんの作品


↓エントリーNo.18 菊屋小幡花火店さんの作品



 花火とは心で観るものだと、野村花火工業さんの作品を鑑賞していていつも思う。創造花火作品「メッセージ〜永遠の光りになって〜」は、各々の観客の大切に仕舞ってある記憶の中に、そっと入り込んでいったのではないでしょうか。
 菊屋小幡花火店さは、昇小花に芯が入っている豪華さで、創造花火はとても手の込んだ作品で新鮮だった。センスと技と贅が尽くされたデザインにノスタルジーなエッセンス……。凄いなーと思います。痺れちゃいました。


2007大会提供花火 BEAT OF PASSION


↓2007大曲フィナーレ



 多くの観客が楽しみにしていた大会提供花火も大盛況に終わり、そして名残惜しいエンディング。……花火師さんとの光のエール交換は、スタンディングオベーションの大盛り上がりをみせて、2007大曲は無事すべて終了しました。ピンクかかった赤いトーチが、打上現場でいつまでも揺れていたことが忘れられません。
 この聖なる場所は、とても健康でないと観に来れない。来年のために健康づくりに邁進せねば。

 ※2007.12.29観覧記公開 ※2016.1.25 動画再アップ+加筆修正