2007 たまむら花火大会
2007.7.27開催分 ※群馬県玉村町


 たまむらの会場をグルッと一回りすると、だいたい30分くらいかかる。写真でご覧のとおり会場一帯は水田地帯な訳で、まさに道路を長方形に辿っていけばひと回りできる。視界を遮るものは何もないから四方八方から花火は観れる訳だけど、一部の道路は通行止めとならないため注意が必要。

 到着は早朝だったが、花火がワイドに観覧できる最前列の場所は、表側&裏側共既に場所取りはされていた。もちろんこの場所取りのほとんどは当日の早朝に取られた訳ではない。前日までに近隣の方々によって押さえられているものだった。
 誤解しないでもらいたいので付け加えさせてもらうけど、この場所取りが悪いなどとは少しも思っていない。というか、各大会を回っていればよくあることで、今後「初たまむら観覧」をされる方々への場所取り状況を書いたにすぎないので誤解なさらないでください。

 かなりMaxな炎天下の中、僕は一周30分の道程を3回も徘徊してしまった。この日、スピーカのあるメイン側は完璧な風下状態。事前にネットで調べた風向き予報どおりで、この風向きは夜になっても変わらないとなっていた。てくてく歩いている途中、地元の方と立ち話をさせていただいたが、やはりいつもこの風向きなのだそうだ。



 花火は風上から観るのが基本。ならばメインの反対側に観覧場所をとればいいことなんだけど、それだとすごく困ることがある。今回のたまむら花火大会は写真で見ても分かるとおり、立派なスピーカが正面中央にセッティングされている。プログラムに記載されていました、ラストに大型の音楽花火がありますよと。
 ですが僕は風向きに負けてしっかりと「裏」に行ってしまいました。なので煙は超クリアなんですが、音楽は全く聴こえませんでした。



 今回、僕は反省をしました。やっぱりメイン側で観れば良かったな、と後悔が残ったのです。プログラムにも「音楽連動型スターマイン2台を始め、ほぼ全体にわたって音響設備を駆使したBGMを流しますので、ぜひ打上現場近くで音楽・放送を聞きながらご覧いただくことをおすすめいたします」と記してあったのに。

 のちに分ったことでしたが、今回のたまむら花火大会ではドラマティックなものから、アニメソング、大ヒット映画のエンディングテーマ曲など、さまざまなジャンルの楽曲が使用されていたとのこと。書くまでもなく、“音楽花火”とプログラムに記されている以上、花火は音楽に合わせてセッティングされています。打上を担当された菊屋小幡花火店さんならば特にそうで、かなり凝ったタイミングで打ち出しているものと推測できます。そのせっかくの演出が、音楽やアナウンスが聞こえない場所で観ていると、一見アンバランスな打上に見えてしまうことがよく分かりました。

 誤解観覧は打上タイミングだけではないのかもしれません。中盤のスターマイン中、ドクロマークの型物花火が数発揚がったのです。率直な第一印象は、何故花火にドクロマーク? と違和感をもったのですが、プログラムをよく見てみると、“〜突然の敵国の侵略により、若い娘は命を絶ち〜”という説明文の箇所がありました。メイン側で観ていたならば、こんな違和感は持たなかったと思います。   

 今年は町制施行50周年記念事業として、スペシャルな試みがなされた「たまむら花火大会」。名巧 菊屋小幡花火店さんによる花火は言うまでもなく素晴らしく、まさに至高の1時間でした。あの、芸術尺玉の煌めきが今も脳裏に焼き付いています。
 このような熱い企画をされるメンバーの中には、さぞかし半端ではない花火好きさんがいらっしゃるのだろうと思っていたらやはり実際にいらっしゃいました。少しお話しをさせていただきましたが、素晴らしい実行委員会のメンバーさまたち。たまむら花火の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。


2007 たまむら花火大会 銀冠菊一斉打ち



2007 たまむら花火大会 フィナーレ映像




 ※2007.10.1観覧記公開 ※2016.1.23 加筆修正