2006逗子海岸花火大会
2006.7.21開催分 ※神奈川県逗子市


 大会HPに記載された内容説明文に、「逗子海岸花火大会は、夜空にさまざま な形が浮かびあがる形もの花火や、 ラストを飾るスターマインで 夏の夜空を彩ります。 打ち上げ数は約4,000発。 ラスト10分間の2,000発は、 日本最大規模のフィナーレ。 逗子花火大会では、あなたに迫力、 感動、思い出をお届けいたします」と書かれてあった。ならばぜひ観ておきたいと思って……。逗子はすごく久しぶり。

 大会当日、残念なことにあまりいい天気ではなかった。今年はまだ梅雨が明けていないのだ。代替日が翌日(その方が好転予報)となっているので、順延を期待しつつ大会HPを覗いてみたが、「本日、予定通り開催します」の文字。やっぱり決行だよね〜、とひとりごちながら雨具をしっかり持って出発しました。
 茅ヶ崎辺りからの慢性的な渋滞をくぐり抜け、空きラスト1台のコインパーキングに滑り込む。車外に出た途端、ものすごい高湿度+ほぼ無風。かろうじて雨があがっていたのがせめてもの救いかな……。

 端正な八重芯変化菊の尺玉で大会はスタートしました。
 波音とハワイアンのBGMをバッグに、比較的ゆっくりとした打上スピードで花火大会はスタートしました。オーソドックスな打上スタイルですが、揚がる花火はどれも形が良く素晴らしいものでした。懸念していた煙の停滞も、打上スピードがあまりにゆっくりなためそれほど気になりません。が、いかんせん花火台船までが遠い。尺玉が揚がる大会とはいえ、それにしてもとても遠い。大型台船から揚げているので、座礁の危険性があるかもしれない岸には近づけないということなのかもしれないのですが、これほど遠く離れてしまっては花火そのものの良さが半減してしまう。とても素敵な花火なのに……。

 いよいよメインプログラムであるフィナーレ花火がスタート。とにかく花火の厚みがすごい。芸術性の高い尺玉を絶妙なタイミングで連打していく……。とてもパワー感溢れるフィナーレだった。
   すっ、凄い!!!
 7月16日に行われた横浜国際フィナーレの3倍、4倍はあろうかと思うほどの堂々たるボリュームだった。大会運営サイドが「日本最大規模のフィナーレ」と豪語するのも頷ける。
 残念なことに、その物量の多さから、懸念していた煙停滞がたちまち起こり、せっかくの花火がスモークアウト気味に……。ちなみに、大会運営サイドは10分間とアナウンスしていたが、実際には6分30秒ほどのプログラムタイムだった。

 駐車場に戻りながら、2007年度もぜひ観たいと思った大会だった。終わりよければすべてよしではないのだが、ラストプログラムは、玉の構成アレンジ、打上テンポ共に抜群で、良風が吹く中でどうしても観たいと思うほどの爽快なプログラムだった。
「逗子海岸花火大会」は、ラストに重点をおいた痛快な大会内容に様変わりしていた。「当大会の名物はフィナーレ」を、強くアピールしたメリハリのある花火大会。僕はとてもいいと思った。それにしても、打上場所が遠い。もう少し近くから揚げてくださることを願いたい。


フィナーレ ラスト3分間




 ※観覧記公開日2006.9.6 ※2016.1.18 動画再アップ+加筆修正