2006 秩父夜祭花火大会[日本芸術花火大会]
2006.12.3開催分 ※埼玉県秩父市


 朝目覚めると、予報通りの晴天だった。まずはひと安心、あとは風だけど……。予報的には若干向きが良くなくて、ほとんど吹かないとなっていた。今年一番の冷え込みとかって言ってたから、風が吹かないのは体力的には助かるけれど、ちょっと煙の捌け具合が心配。
 午前11時に出発した。トロトロと一般道路を走り、途中食事休憩などを挟んで現着は午後3時だった。さっそく車外に出て風向きをみてみたが、やはり予報通りな感じ。花火にはちょっと弱めかな、って。

 まだまだ明るいうちなので、いろいろ歩き回って観覧ポイントを探しまわってみることにしました。秩父夜祭は一般的な花火大会と違い、小高い羊山公園(芝桜で有名)から花火が揚がるので、基本的にはどこからでも観覧することはできるのです。できるのですができない、それが秩父。一言でいうと、花火に近づこうとすると民家を含む建物と電線に悩まされてしまうんです。



 開幕ワイドスターマインが打ち揚がり、いよいよ息をのむ日本芸術花火大会(芸術割物花火)の時間です。[菊の部][千輪の部][冠の部]そしてスターマインを1つ挟んで、贅沢な2玉同時打上の[総理大臣賞受賞者の部][芸術玉早打]、そしてラストが「黄金の滝」とネーミングされた金冠連打のスターマインです。
 秩父夜祭で打ち揚がる花火は上記以外にも、煙火主催町競技花火大会(スタマ5台)、虹のスターマイン大会(紫・緑・赤・青・金の5台)、そして再度、フィナーレの黄金の滝、と花火を存分に楽しめる内容となっいます。余談ですが、日本芸術花火大会以降の花火は、山車(屋台)が曳き廻されるタイミングによって花火が揚がる仕組みになっているので、予定時刻通りにはなかなかいかず、延び気味になるのが常となっています。今年ももちろん例外ではなく、40分ほどの遅れとなって終了しました。

 菊の部が始まってすぐのこと、液晶画面をチラっと見て動画がちゃんと写っていないことに気付きました。なんだかモヤがかかったような感じ。



 ちょっとしたパニックになりました。ハタとひらめき、三脚の前からレンズを覗いてみたところ、レ、レンズが、……まっしろ!!!

 霜が降りて、レンズが曇ってしまっていたのです。よく見ると、ボディ全体もしっとり濡れちゃっています。びっくりです。地面(草むら)に置いてあるカメラバックは既に凍りかかっていました。この霜現象、カメラマンさんたちにとってはこの季節の常識的な注意点とのこと。今後のいい教訓となりました。

 揚がる芸術玉を観ていて思ったことは、花火造りとは本当に難しいものなのだな、と。決まる玉は想像以上に少なく、だからこそ端正に決まった多重芯の素晴らしさ、尊さが再認識できた晩となりました。
 秩父夜祭は本当に素晴らしい祭典です。今年は全国有名煙火店の芸術玉が49作品(内26作品は2玉同時打上)も鑑賞することができました。また1年、待ち遠しい日々が続きます。
 結局、風は少し弱めだったのですが、観覧に差し支えるほどではありませんでした。とても冷え込んだ晩だったので、風があったら相当体力を消耗していたと思います。
 今年も甘酒を沢山飲みました。寒さの中で飲む味は格別で、とても体が暖まります。この大会が終わるといつも同じことを思います。今年も、もうすぐ終わるんだな、って……。


2006秩父夜祭 日本芸術花火大会 内閣総理大臣賞受賞者の部
現在、このときの動画ファイルを捜索中です。



 ※観覧記動画内のBGMには「Fra's Forum」さんの「Quito_s.mp3」を使用させて
  頂きましたことをここに記させて頂きます。※利用規約に基づいた明記。
 ※2006.12.6観覧記公開 ※2016.1.23 加筆修正